リハビリのために考案されたエクササイズ
イギリスの収容所で拘束されていたドイツ人のジョセフ・ピラティス氏が、第一次世界大戦で負傷した兵士たちへのリハビリとして考案したエクササイズです。その後ニューヨークに渡り、プロのダンサーの口コミで広がりました。
自分と向き合い、バランスを整える
骨や関節を正しい位置に戻し、からだのゆがみを整えて、心身ともに元気な状態にしていきます。人間は常に重力を受け、骨や関節、筋肉が癖のある方へゆがんでいきます。ほおっておくと、変形や痛み、からだの不調の原因となり、日常生活に支障をもたらします。
ピラティスは、自分と向き合い、からだのバランスを整えながら、自分にあった方法でできる健康的なからだづくりに、とてもピッタリなエクササイズです。
ピラティスは単に筋肉を引き締め、脂肪を燃焼させるというものではなく、動きながら姿勢のバランスや筋肉の緊張などを感じ取り、「自ら修正していく」ことが目的です。ピラティスの効果の主なもの4つをご紹介します。
①からだに負担の少ない生活がおくれるようになる
②正しい姿勢を保つことができるようになる
③血流が良くなる・代謝がアップする
④からだの変化に敏感になる
体力は以下の3つにで構成され、3つのバランスが重要です。
①筋力
②筋持久力
③柔軟性
①横隔膜 ②腹横筋
③多裂筋 ④骨盤底筋群
上記以外で良く出てくる筋肉として
⑤僧帽筋 ⑥三角筋
⑦広背筋 ⑧前鋸筋
⑨中臀(でん)筋、大臀筋
⑩ハムストリング
⑪大腿四頭筋
などがあります。